幹細胞治療は医療の未来を変える力を有します。
幹細胞とは?
幹細胞は「分化能」と「自己複製能」を持つ細胞です。
分化能とは異なる細胞に変化することで、特有の働きをする細胞へ変化します。
変化した細胞は特定の機能を持つことが特徴です。
幹細胞は種類によって分化能が異なり、「全能性幹細胞」「多能性幹細胞」に分類できます。
全能性幹細胞は体を作る全ての細胞に分化できますが、多能性幹細胞は特定の組織や臓器を作るいくつかの細胞になるのです。
自己複製能とは、細胞分裂をして同じ種類の細胞が作られることを指します。
幹細胞の種類
幹細胞には「体性幹細胞」「ES細胞」「iPS細胞」の3種類があります。
私どもが業務に当たっている幹細胞は「体性幹細胞」です。
体性幹細胞は体内に存在し、組織や臓器を維持するために必要な細胞です。
特定の組織や臓器内で、消えていく細胞の代わりを作り続けています。
由来する細胞によって分化できる範囲は異なり、分裂回数も限られていることが特徴です。
分裂回数の限定はありますが、もともと体の中にある細胞由来のため、安全性の面で懸念は少ないとされています。
よって、アンチエイジングなどで活用されているのです。
代表的な体性幹細胞は「造血幹細胞」「神経幹細胞」「間葉系幹細胞」で、「脂肪幹細胞」「表皮幹細胞」「腸管上皮幹細胞」「歯の幹細胞」もあります。
例えば、造血幹細胞は骨髄の中で、赤血球や白血球・血小板などの細胞に分化します。
造血幹細胞は分化能と自己複製能によって、常に造血できる環境を整えていることが特徴です。
神経幹細胞は、グリア細胞やニューロン神経細胞などに分化しています。
間葉系幹細胞は、骨や軟骨・筋肉など、間葉系に関する細胞へ分化できるものです。
どのような事業を行っているか?
では、これら幹細胞を使った治療に対して私たちはどのような事業を行っているかというと、現在コロナ禍において事業はストップしておりますが、「医療ツアー」の企画です。
日本の医療、特に先進医療は世界中のセレブが求めています。
コロナウィルスがパンデミック化する以前、私どもは、中国・韓国・欧米諸国のセレブや美容大国である韓国のモデルや一般女子(近年では中国・広東省当たりでも一般女子の間でも整形はブーム化しています)が「整形ではなく、自らの身体(細胞組織)を若返らせる」ことを求めて日本にやってきていました。
私たちは、独自の情報を基に海外からの「幹細胞治療希望者」を「医療ツアー」として、「観光」「治療」をセットにしたイベントを企画遂行してきました。
希望があれば、日本到着後のすべての移動をヘリコプター&リムジンで行う。
というプランもありました。
今後、新型コロナウィルスが収まり、世界への行き来が自由な環境に戻ったら、私たちは再びこの事業を再開します。